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2005年7月10日

SSRIのルボックス、デプロメール(フルボキサミン)とカフェインの相互作用

SSRIのルボックス錠、デプロメール錠(マレイン酸フルボキサミン)とカフェインの相互作用に注意しましょう。
フルボキサミンを服用している方は、カフェインの取りすぎに注意が必要です。カフェインを取りすぎるとカフェイン中毒になる可能性があるのです。ただでさえうつ病で不眠なのにカフェイン中毒でより眠れなくなるといった症状の悪化が懸念されます。
カフェインはCYP1A2という酵素によって肝臓で分解され、代謝されます。しかし、フルボキサミンがこのCYP1A2を強力に阻害するのです。そのため、カフェインの代謝が阻害され、カフェインを摂取するに従い血中濃度が増加するのです。
通常、カフェインは約1日で体内から排出されます。しかし、フルボキサミンを服用することで、約5日間体内にとどまることが実証されています。このことから、毎日一杯のコーヒーを飲むと5日目には5倍のカフェイン量になっていることになります。1日3杯のコーヒーを飲むと5日目には15倍量のカフェインが体内にあることになるのです。

カフェインは、コーヒーだけでなく紅茶、緑茶、ウーロン茶などのお茶にも多く含まれています。その他、かぜ薬、解熱鎮痛剤、栄養ドリンクなどにも含まれています。飲用する場合には注意が必要です。
抗うつ剤や精神安定剤の副作用で眠いからといってエスタロンモカなどのカフェイン製剤を飲むのはもってのほかです。どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、カフェインレスコーヒーやノンカフェインコーヒーを飲みましょう。例えば、タンポポコーヒーなど。

(参考文献) 治療 Vol.85, No.3 <2003.3> 臨床医のための薬の相互作用とそのマネージメント(31) 南山堂
この資料は、東京都立中央図書館で閲覧可能です。(資料ID:5006302705)

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投稿者 hideyuki : 2005年7月10日 17:09

コメント

これからどんどん暑くなるとペットボトルの緑茶やウーロン茶が飲みたくなりますね。でもペットボトルの緑茶にはカフェインが多く含まれていますので注意が必要です。それではノンカフェインのお茶を紹介しましょう。やはり、麦茶です。暑い日には麦茶が一番ですね。その他には、そば茶、最近では、アサヒ飲料の十六茶がノンカフェインになりました。熱いお茶では、ルイボスティーもノンカフェインです。私は、ルイボスティーを愛飲しています。なかなか美味しいですよ。http://www.kenko.com/product/item/itm_6551313072.html

投稿者 @ひでゆき : 2005年7月10日 18:10

フルボキサミンとカフェインの相互作用に関しては、現在ルボックス錠及びデプロメール錠の添付文書に記述はありません。不眠症で悩んでいる方が多いので、製薬会社はこのことは添付文書に記述すべきだと思います。

投稿者 @ひでゆき : 2005年7月10日 18:23

SSRIのパキシル錠(パロキセチン)は、CYP1A2を阻害しないのでカフェインとの相互作用はありません。

投稿者 @ひでゆき : 2005年7月10日 18:26

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