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2005年8月 4日

パキシルと三環系抗うつ薬の相互作用

SSRIのパキシルは肝臓で代謝され、体外に排出されます。
そのとき肝代謝酵素CYP2D6で代謝されると同時にCYP2D6を阻害します。CYP2D6のみ阻害するため、他の薬(抗不安薬など)や食品(カフェインなど)との相互作用は少なく、一般的に医師が使いやすい抗うつ薬と言われています。
しかし、三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬の多くは、CYP2D6で代謝されます。パキシルと三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬を併用した場合、パキシルがCYP2D6を阻害するため三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬の血中濃度が上昇し副作用が強くでることがあります。
そのため、パキシルと三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬は併用注意になっています。

私は、パキシルを服用して1日で薬疹(薬アレルギー)が現れました。つい最近まで、薬疹はパキシルの副作用と思っていたのですがそうでない可能性がでてきたのです。当時の服薬状況を調べてみたら、パキシルを服用するまで四環系抗うつ薬のルジオミールを服用していたのです。
ルジオミールもCYP2D6で代謝されます。パキシルを服用する場合ルジオミールを減量するか中止する必要があったのです。ところがそのままパキシルを追加して処方されてしまったのです。
ルジオミールの添付文書には副作用で薬疹が出ることが多いと書かれています。パキシルを服用したことでルジオミールの血中濃度が一時的に上昇して副作用(薬疹)が出たと考えることもできるのです。

パキシルは、全世界で一番使われているSSRIです。パキシルは、1日1回服用するだけで良いので患者側でも飲みやすい点と医師も使いやすい点で選ばれているのだと思います。
現在、私はSSRIのルボックスと四環系抗うつ薬のテトラミドで症状が安定しています。テトラミドを飲む必要がなくなったら医師に相談してルボックスからパキシルに変更したいと考えています。

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投稿者 hideyuki : 2005年8月 4日 06:23

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