2005年8月25日

テトラミドを減量しました

四環系抗うつ薬のテトラミドを服用し始めて2ヶ月が経ちます。
テトラミドのおかげで6時間以上眠れるようになり体調もかなり良くなりました。ただ午前中眠気が残るのが唯一の問題でした。
10mg、20mg、30mgと2週間ごとに増量して、現在1回の最大用量の30mgを眠前に服用しています。20mgを服用し始めてからやる気がでてきて体調がかなり良くなりました。ただ20mgでは5時間しか眠れなかったため30mgに増量しました。30mgで6時間以上眠れるようになったのですが午前中の眠気が現れるようになりました。
そこで2ヶ月が経過し調子も良いので医師に相談し20mgに減量しました。
20mgに減量して3日ほど経つのですが6時間以上眠れています。体調も30mgの時と変わりません。午前中の眠気はまだありますが改善されています。
とりあえず薬を少しでも減量できたことはうつ病完治への第一歩です。
当面の目標は薬をSSRIだけにすることです。それも現在服用しているルボックスからパキシルに変更できれば良いと思っています。パキシルは1日1回の服用で良いのとカフェインとの相互作用がないからです。

現在、服用中の薬
朝食後 ルボックス50mg、ドグマチール50mg
昼食後 ドグマチール50mg
夕食後 ルボックス50mg、ドグマチール50mg
眠前  レンドルミン0.25mg、テトラミド20mg

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投稿者 hideyuki : 23:34 | コメント (0)

2005年8月11日

ドグマチールの副作用・・・体重増加

最近体重が増えました。それも少しずつ増えています。特に食べる量が増えたわけでもないし運動量も減ったわけでもないのですが...。2年前、うつ状態が悪い時1年間で14Kg体重が減りました。それがまた1年間で元に戻ってしまいました。
どうもドグマチール(スルピリド)の副作用のような気がします。
ドグマチールは胃・十二指腸潰瘍薬でありながら抗うつ薬というちょっと変わった薬です。ドグマチールの添付文書の副作用には体重増加と書いてあります。
最初は元々胃の薬だから食欲がでて体重が増えるのだろうと思っていました。でも、そうではないような気がします。一時期ドグマチールを服用していなかった頃があり、その頃は体重は一定で特に増えるようなことはなかったのです。でもドグマチールを服用していた方が精神的に安定しているので現在も服用しています。
ドグマチールは脳ドパミン(ドーパミンともいう)受容体に作用して不安、緊張、興奮を鎮め、気分を安定させる働きがあります。(抗うつ作用)
本来の胃・十二指腸潰瘍薬の場合は視床下部交感神経中枢に作用することで効果を得ています。この作用が体重増加に関係しているのではないかと思います。
これ以上、体重増加はできないので運動量を増やすか、もしくはテトラミドを服用し始めてかなり調子が良いので、医師と相談してドグマチールを減量していこうかと思います。

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投稿者 hideyuki : 22:51 | コメント (0)

2005年8月 4日

パキシルと三環系抗うつ薬の相互作用

SSRIのパキシルは肝臓で代謝され、体外に排出されます。
そのとき肝代謝酵素CYP2D6で代謝されると同時にCYP2D6を阻害します。CYP2D6のみ阻害するため、他の薬(抗不安薬など)や食品(カフェインなど)との相互作用は少なく、一般的に医師が使いやすい抗うつ薬と言われています。
しかし、三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬の多くは、CYP2D6で代謝されます。パキシルと三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬を併用した場合、パキシルがCYP2D6を阻害するため三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬の血中濃度が上昇し副作用が強くでることがあります。
そのため、パキシルと三環系抗うつ薬及び四環系抗うつ薬は併用注意になっています。

私は、パキシルを服用して1日で薬疹(薬アレルギー)が現れました。つい最近まで、薬疹はパキシルの副作用と思っていたのですがそうでない可能性がでてきたのです。当時の服薬状況を調べてみたら、パキシルを服用するまで四環系抗うつ薬のルジオミールを服用していたのです。
ルジオミールもCYP2D6で代謝されます。パキシルを服用する場合ルジオミールを減量するか中止する必要があったのです。ところがそのままパキシルを追加して処方されてしまったのです。
ルジオミールの添付文書には副作用で薬疹が出ることが多いと書かれています。パキシルを服用したことでルジオミールの血中濃度が一時的に上昇して副作用(薬疹)が出たと考えることもできるのです。

パキシルは、全世界で一番使われているSSRIです。パキシルは、1日1回服用するだけで良いので患者側でも飲みやすい点と医師も使いやすい点で選ばれているのだと思います。
現在、私はSSRIのルボックスと四環系抗うつ薬のテトラミドで症状が安定しています。テトラミドを飲む必要がなくなったら医師に相談してルボックスからパキシルに変更したいと考えています。

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投稿者 hideyuki : 06:23 | コメント (0)

2005年7月29日

ピルカッターの紹介

うつ病の回復過程において抗うつ薬、精神安定剤や時睡眠導入剤などのように依存性のある薬を急に止めたりすると離脱症状が起きます。そのため薬の用量を少しずつ減量していきます。錠剤を半分にしたり4分の1にしたりしながら減量していきます。
錠剤に割線(錠剤の中央の線)が入っている場合は手で簡単に半分にできますが、割線がない場合は半分にするのが困難です。4分の1にする場合は手で割ることはほとんど不可能です。
そんな時重宝するのがピルカッターです。簡単に錠剤を割ることができます。私もピルカッターを愛用しています。
私が使っているピルカッター以外にもピルカッター拡大鏡付アーウェル ウルトラピルカッターなどが販売されています。
大きいサプリメントなどを小さくするのにも利用できます。ただし、タイムリリースのようにゆっくり溶けて効果を持続するようなサプリメントは割ってはいけません。
薬の場合も腸溶錠のように腸内で溶解する薬は割って服用してはいけません。割って良いかどうかわからない場合は薬剤師に相談しましょう。

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投稿者 hideyuki : 05:08 | コメント (2)

2005年7月28日

SSRIの副作用・・・性機能障害

国内でSSRIの副作用といえば、服用初期の段階でみられる嘔気、悪心、口渇や便秘などの消化器系の副作用が一般的です。
SSRIの登場後10年以上たつ欧米で最近話題になっている副作用が、勃起障害や射精障害といった性機能障害です。
うつ病自体が性機能を低下させるため当初はあまり気づかれていなかったようですが、SSRIがうつ病以外の疾患でも使用され始めて最近注目されるようになってきたとのことです。ルボックスの添付文書にもその他の副作用として「勃起障害・射精障害等の性機能異常」の記述があります。
頻度はかなり異なりますが、欧米での報告によると平均して30%以上に認められるということです。
この性機能障害はSSRIの服用する用量に比例して比較的長期間持続する可能性があるといわれています。

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投稿者 hideyuki : 05:52 | コメント (5)

2005年7月25日

待たれるSSRIの新薬セルトラリン

現在国内で販売されているSSRIはパロキセチン(商品名 パキシル)とフルボキサミン(商品名 ルボックス、デプロメール)の2種類です。
ファイザー製薬は、SSRIの新薬セルトラリン(商品名 米国ではゾロフト)を国内での販売を予定しています。ファイザー製薬のサイトによると4月11日現在厚生労働省に申請中でまだ承認されていません。ゾロフトは、海外ではパキシルについで多く利用されているSSRIです。
ゾロフトの良い点は、他の薬や食品との相互作用が少ないことです。以前ブログの記事で書いたように薬の多くは肝臓で代謝されます。その時CPY450という薬物代謝酵素が働きます。薬によってはCPY450を阻害するものがあります。
例えば、ルボックスやデプロメールの場合、CPY450酵素のCPY1A2の強い阻害作用があるため、CPY1A2で代謝されるカフェインとの相互作用がありカフェインの代謝を遅らせます。他にCPY3A4の阻害作用もあるため、CPY3A4で代謝される多くの睡眠導入剤(ハルシオン、レンドルミン、サイレース、ロヒプノール、ユーロジン、ドラールなど)との相互作用があり睡眠導入剤の作用が強くでる場合があります。
パキシルの場合はCPY450酵素のCPY2D6の阻害作用があります。ほとんどの三環系及び四環系抗うつ薬はCPY2D6で代謝されるためパキシルとの相互作用があります。パキシルを服用する場合は、三環系及び四環系抗うつ薬の代謝が遅れるため三環系及び四環系抗うつ薬の副作用が強く出る場合があります。
ゾロフトは、CPY1A2の阻害作用はなく、CPY2D6及びCPY3A4の阻害作用も比較的少ないため、他の抗うつ薬や睡眠導入剤と併用しやすい薬といえます。
日本の場合、新薬を申請してから承認されるまでに多くの時間が費やされます。海外で実績を上げている薬はなるべく早く承認されるような仕組み作りが望まれます。

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投稿者 hideyuki : 05:05 | コメント (2)

2005年7月21日

現在服用中の薬を紹介します

この人はブログにいろいろと薬のことを書いているけれど、いったいどんな薬を服用しているのだろう。と疑問に思っておられる方も多いと思います。
そこで現在服用している薬を紹介します。

朝食後
・抗うつ薬 ルボックス錠(SSRI) 50mg・・・SNRIのトレドミンとSSRIのパキシルは薬アレルギー(薬疹)で飲めません。
・抗うつ薬 ドグマチール錠 50mg・・・副作用がほとんどなく長く飲める薬と聞いていたので、医師に自分から飲みたいとお願いしました。

昼食後
・抗うつ薬 ドグマチール錠 50mg

夕食後
・抗うつ薬 ルボックス錠(SSRI) 50mg
・抗うつ薬 ドグマチール錠 50mg

眠前
・睡眠導入剤 レンドルミン錠 0.25mg・・・最近寝付きが良くなったのでそろそろ不要かもしれません。
・睡眠導入剤 ロヒプノール錠 1mg・・・2mg服用しても効果が変わらなかったので減量しています。
・抗うつ薬 テトラミド錠 30mg・・・1回の最高用量です。10mg、20mg、30mgと徐々に増やしました。この薬の追加で平均5時間眠れるようになりました。

頓服(精神が不安定な時のみ服用)
・抗不安薬 レキソタン錠 2mg・・・最近はほとんど飲んでいません。

副作用は特にありません。肝機能、腎機能ともに正常です。四環系のテトラミドを服用していますが抗コリン作用などもありません。
最近はこの薬と用量でかなり安定しています。テトラミドの追加でやる気も少しでてきました。現にブログを書いたりすることも問題なくできるようになりました。リハビリのため、毎日図書館出勤しています。週に1回大学のオープンカレッジにも通っています。
私は、昨年3月に退職して現在無職ですが、妻が働いていますので(薬剤師です)昨年12月から専業主夫として食事の仕度、掃除、洗濯、ゴミ出しなどをしています。時々食事を作ることが辛いこともありましたが、最近は大丈夫です。
昼寝することもなくなり、規則正しい生活ができるようになりました。
ここに至るまでには、医師や薬剤師と相談したり自分で調べたりしました。いろいろな薬を試したり、量を調整したりと試行錯誤がありましたが、ようやく自分に合った薬が見つかったと思います。妻のサポートにも感謝しています。
後は、どの位の期間飲み続けるかが課題です。減量する時期などを誤るとまた症状が悪化する可能性がありますので十分自己観察をし医師と相談しながら判断したいと思います。(良くなっても再発予防のために半年から1年は薬を服用し続ける必要はあります。)
それと完治を目指して精神療法も試してみたいと思っています。
その他、サプリメントをいろいろ摂取してますが、サプリメントに関しては後日紹介したいと思います。

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投稿者 hideyuki : 05:37 | コメント (2)

2005年7月18日

薬の危険な副作用・・・薬疹(薬アレルギー)

私が、4年前うつ病になり初めて処方された薬がSNRIのトレドミンと睡眠薬のレンドルミンでした。主治医にトレドミンは新薬でうつ病の特効薬で良く効きますよと言われ服用し始めました。通常SNRIやSSRIは効果がでてくるのに約2週間かかります。その間、吐き気などの副作用で止めてしまう方も多いと聞きます。
私の場合、特に副作用もなく順調に思えたのですが、飲み始めて10日目に身体の異変を発見しました。何と全身に発疹(赤いブツブツ)ができているのです。痛くも痒くもなくどうしたのだろう。何か悪いものでもたべたのかなと思いました。妻(薬剤師をしています)に見せたら、それは薬疹(薬アレルギー)だというのです。すぐに病院へ連絡したら、すぐに来なさいと言われ主治医の診察を受けました。主治医には私の患者でトレドミンで薬疹がでたのはあなたが初めてですと言われ、結局、薬を変更することになりました。トレドミンの服用をやめたら全身にでていた発疹がきれいに消え、やはりトレドミンの副作用だということがわかりました。
薬の副作用の中でもっとも危険なのが薬疹(薬アレルギー)です。身体がその薬を受け付けないのです。知らずにそのまま飲み続けると、重篤な症状(肝不全や腎不全など)が発症する可能性があります。私の場合、たまたま妻が薬剤師だったのですぐにわかったのですが、薬を服用することで出る発疹(薬疹)には注意が必要です。
結局、副作用の少ないといわれるドグマチールに変更になり、長い長い闘病生活が始まったのでした。トレドミンさえ使えていればうつ病も治り、今、このようなうつのブログを書いていることもなかっただろうと思います。残念です...
あと、定期的な血液検査を推奨します。ほとんどの薬は肝臓で代謝されます。副作用の少ない薬でも多少なりと肝臓に負荷をかけています。抗うつ薬などのように長く飲む薬は2ヶ月に1回程度、血液検査を受けて肝臓の調子を見ておくことが必要だと思います。

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投稿者 hideyuki : 06:39 | コメント (6)

2005年7月12日

三環系抗うつ薬の副作用にオリゴ糖

三環系抗うつ薬の副作用に多いのが便秘です。アローゼンのような漢方薬を飲んだりといろいろ対処していました。しかし、薬に頼らず腸内環境を改善することで便秘を解消しようと試したのがオリゴ糖です。
最近、ブレンディ コーヒーオリゴ糖入りが発売され、モニターで飲用する機会がありました。1日250ml飲むのですが、飲んだ翌日から少しずつ調子がよくなり2週間後位には便秘が解消されました。今も継続して飲んでいます。この、ブレンディ コーヒーオリゴ糖入りは、特定保健用食品に認定されていてその効果が実証されています。
特定保健用食品に認定されているオリゴ糖は、その他にもいろいろあります。粉末のものシロップは料理に使ったり、コーヒーや紅茶に入れたりと便利です。

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投稿者 hideyuki : 06:06 | コメント (0)

2005年7月10日

SSRIのルボックス、デプロメール(フルボキサミン)とカフェインの相互作用

SSRIのルボックス錠、デプロメール錠(マレイン酸フルボキサミン)とカフェインの相互作用に注意しましょう。
フルボキサミンを服用している方は、カフェインの取りすぎに注意が必要です。カフェインを取りすぎるとカフェイン中毒になる可能性があるのです。ただでさえうつ病で不眠なのにカフェイン中毒でより眠れなくなるといった症状の悪化が懸念されます。
カフェインはCYP1A2という酵素によって肝臓で分解され、代謝されます。しかし、フルボキサミンがこのCYP1A2を強力に阻害するのです。そのため、カフェインの代謝が阻害され、カフェインを摂取するに従い血中濃度が増加するのです。
通常、カフェインは約1日で体内から排出されます。しかし、フルボキサミンを服用することで、約5日間体内にとどまることが実証されています。このことから、毎日一杯のコーヒーを飲むと5日目には5倍のカフェイン量になっていることになります。1日3杯のコーヒーを飲むと5日目には15倍量のカフェインが体内にあることになるのです。

カフェインは、コーヒーだけでなく紅茶、緑茶、ウーロン茶などのお茶にも多く含まれています。その他、かぜ薬、解熱鎮痛剤、栄養ドリンクなどにも含まれています。飲用する場合には注意が必要です。
抗うつ剤や精神安定剤の副作用で眠いからといってエスタロンモカなどのカフェイン製剤を飲むのはもってのほかです。どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、カフェインレスコーヒーやノンカフェインコーヒーを飲みましょう。例えば、タンポポコーヒーなど。

(参考文献) 治療 Vol.85, No.3 <2003.3> 臨床医のための薬の相互作用とそのマネージメント(31) 南山堂
この資料は、東京都立中央図書館で閲覧可能です。(資料ID:5006302705)

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投稿者 hideyuki : 17:09 | コメント (3)