
こんにちは☆彡オカモリです。
人生を豊かにする情報を発信するために、毎日読書をして生きています。
今日はストレスの捉え方で、人生が良くも悪くも変わる話しです。
ストレスをポジティブに捉えている人は、健康的で長生きです。
その反対で、
ストレスは害になるから避けなないといけないと捉えている人は、健康状態も悪く心臓発作なんかで早めに死んでしまうそうです。
ストレスに関する思い込みのせいで病気になりたくないなぁと思ったら、捉え方を変えてみましょう。
3分ほどで終わるので、読んでみてください。
<目次>
ストレスが害になるという捉え方を変えてみよう

”ストレスが害になる”というのは、思い込みみたいですね。実は、ストレスは健康的で長生きにするために活用するのが賢い選択です。
それでは、
世界で行われているストレスに関する研究について書いていきます。
ストレスは体に悪いと考えると早死にする
✅1998年 アメリカ人3万人を対象とした研究です。
ストレスの捉え方ごとにグループ分けをして8年間の追跡調査を行いました。
①グループは『ストレスは害である』
②グループは『ストレスは良いこと』
③グループは『ストレスを感じない』
まず、大きな結果の1つとして
➡過度のストレスを受けている人は死亡リスクが43%上昇しました。
これだけを見たら、
『え?やっぱストレスは害じゃん!』って思いますよね?
でも実は、続きがります。
ストレスを受けている人の中で、
死亡リスクが増えたのは『ストレスは体に悪い』と考えていた人達だけで、『ストレスは体に良い』と考えている人たちの死亡リスクは変化なかったんです。
さらに、『ストレスを感じない』ととらえていた人よりも、『ストレスは体に良い』と考えている人たちの死亡リスクは低かったんです。
要するに、
ストレスの捉え方が、
①『体に悪い』と思っていたら死亡リスクUP
②『良い』と思っていたら死亡リスクDOWN
③『感じない』と思っていたら死亡リスク変化なし
といった結果になりました。
ストレスを良いことだと、捉えているグループの死亡リスクが一番低い結果となったそうです。
3万人の追跡調査なので、けっこう信頼度高いですよね。
年を取ることをポジティブにとらえると心臓発作が減る
✅アメリカのボルケモア老化縦断研究
18~49歳を38年間追跡調査した結果です。
年を取ることをポジティブにとらえている人は、年をとることにストレスを感じている人と比べて心臓発作リスクが80%も低かったそうです。
この違いはすごいですよね!!
ちなみに、スタート時点での健康状態や社会的地位は影響はなかったそうです。
お金持ち~とか、環境が良かった~とか、もともと健康だったんじゃない?ってことは関係ないそうです。
純粋に年を取ることをポジティブに捉えているか?ネガティブに捉えているか?で結果が違うのは驚きですよね。
✅イェール大学、中年男女を20年間追跡
年を取ることをポジティブに捉えている人は、ネガティブに捉えている人よりも7.6年寿命が長かったそうです。
この数字が凄いのは、
運動をかかさず、タバコも吸わず、コレステロールを正常値に保つ努力をした人と、していない人の寿命の差は4年未満だったそうです。
まとめると
・年を取ることをポジに捉える➡寿命が7.6年長い
・健康維持を頑張る➡寿命の延びは4年未満
☞ ポジ思考 > 健康維持努力
という結論になります。
頑張って健康を維持するよりも、ポジ思考のほうが寿命が延びるってことですね。ということは、ストレスを抱きながら健康努力をするのは、もしかしたら意味ないかもしれませんね。
年を取ることをポジティブに考えつつ、健康に気を使って生きていくのが最善ぽいですね。
人を信用しているかどうか?でも寿命は変わる
✅デューク大学55才以上の成人を15年間追跡調査
『人は信用できる』と思っている人達の40%が15年後、亡くなっていた。
その逆で、
『人は信用できない』と思っている人達の60%は15年後、亡くなっていた。
➡人を信用できないと思っていると死亡リスクが20%UPすることが分かります
人のことを信用せずに、『何か悪いことをされるんじゃないか?』なんていつも心の片隅にあったら、確かに健康には悪そうですよね。なっとくです。
思い込みの威力はすごい!
という具合に、ストレスに対する思い込みで病気のリスクや死亡率に大きく影響があることが分かると思います。
一般的に言われているのは
『ストレスはダメだ!』とか
『ストレス発散しなきゃね!』とか
『ストレスは避けるべきだ!』って考え方が多いけど、
それの考え自体を変えないと、むしろ病気になりやすくて死亡リスクも上がっちゃうって話しです。世の常識はたまに間違うので、うのみにしないように気をつけなきゃいけませんね。
ストレスには害もあるけど、メリットも沢山ある話し
ストレスの1面には確かに害もあるけど、世の中の情報はその1面だけが先走っている感じです。
ストレスには人生を豊かにするメリットが盛りだくさん!
ストレスのメリットを3つ紹介します。
①困難にうまく対処できるようになる
慣れていない事にチャレンジするとき、心臓がドキドキしたりソワソワしたりしますよね。このドキドキをプラスに捉えて利用すると困難をうまく乗り越える力が湧き出てきます。
どういうことかって言うと、
ストレスを受けると、問題に対処するために体中にエンドルフィン・アドレナリン・テストステロン・ドーパミンなどのストレスホルモンが流れます。
そうして
心拍数が上がる➡心臓がバクバクしてくる➡血流を最大化
その結果得られるメリットは
・集中力UP
・やる気がでる
・五感が研ぎ澄まされる
なんかが挙げられます。
🔷要するに体のパフォーマンスを向上させる反応が起こっているということです。
ここでのポイントはこの反応を『悪いことだ』と考えていると、脅威反応といって、逃げたくなったり、現実逃避したくなって、逆効果になってしまうことです。
例えば、僕がサラリーマン時代の頃は、数十人の前で原稿を読むだけでも、手足がガクガクブルブルで、手汗もビッショリな状態でした。これを悪いことと考えていたので、どんどん緊張感が増して、最悪な結果を招いていました💦
なので、『考えないようにしよう!無心でいこう』とか『人はイモだと思え』などのアドバイスは解決にならないばかりか、その場にいる事自体が恐怖に感じるので、かなり逆効果になってしまいます。
緊張や不安を利用できるようになったら、本番でのパフォーマンスが向上して何事にも自信をもって取り組むことができるようになると思います。
その②人とのつながりを強める
ストレスは人とのつながりを強化してくれます。
どういうことかというと、
ストレスを感じるとオキシトシンというホルモンが流れます。
このホルモンは、「幸せホルモン」「ラブホルモン」などと呼ばれ、愛情を司りますが、人を勇敢にする効果もあるんです。
例えば、
・お化け屋敷に入ったら、歩きながら手をつなぎたくなるとか。
・不安な時は抱きしめたくなるとか
困難に立ち向かうために、身近な人を協力して立ち向かうためのホルモンです。
敵に攻められたら、町全体で協力して敵を倒すぞーーーって感じです。
✅アクション大作の主人公とヒロイン
大きな困難に直面した主人公と、ヒロインが協力して勇敢に挑む!そして二人は恋に落ちる。王道のストーリーだけど、これがまさにオキシトシンの効果です。
1人では対処できないような大きな問題も、協力して勇敢に立ち向かう勇気と力を得る事ができる、けっこうすごいホルモンなんです!
なので、ストレスを受けた時のメリットとしては
・社会性が向上する
・恐怖が和らいで、勇気がわく
・人の気持ちを理解できるようになる
なんかが挙げられます。
これがあれば、困難も乗り越えれそうですね☆
ちなみに、オキシトシンは心臓血管の状態をよくする効果もあるので、心臓病リスクも減るそうです。
だから、ここは僕の想像だけど、結婚せずに一生独りぼっち好きに生きていると健康には良くなさそうですね。だからペットとか飼ってオキシトシンを補充するんでしょうね。
ストレスを受けるとストレスに強くなる。
どういうことかって言うと
強いストレスを受けた時、夢に出てきたり、ふとした瞬間にイヤな思いを思い出したり、情緒不安定になった経験はないでしょうか?
これは、脳がストレスに対する記憶を整理しているときに起こる反応です。
なぜ、こんなことを自動でやっているかって言うと
ストレスに対する情報を整理して、次に同じような事が起こっても問題解決できるようにしているんです。
要するに、子供のころに受けた予防接種と同じ感覚です。
1度ウイルスを退治して、次にウイルスが入ってきても大丈夫!って感じにしますよね。それの、ストレスバージョンを脳が自動でやってくれているんです。
裏を返せば、
ストレスを避け続けてたら、ストレスに弱くなって困難に立ち向かう力がなくなって人生の幅が狭くなってしましす。
結果、収入も上がらない、健康状態も悪い、人間関係もボロボロって感じにころがっちゃうかもしれないってことです。
ん~おそるべしストレスの力。
正しい捉え方をしないと、人生勿体ないですね☆
おまけ【妊婦さん必見】
✅ストレスは胎児にプラスになる!?
➡ジョンズホプキンス大学の研究
妊娠中に大きなストレスを受けた女性が産んだ赤ちゃんは
・脳の発達が優れている
・心拍変動が高い
つまり、ストレス耐性が高い子が育つ
➡100例以上の研究事例を採り上げた2011年の報告書によると
日常的なストレスを受けている場合は、何も悪影響が無かったそうです。
(テロに合うとか、家が火事になるなどの過剰なストレスは低体重や早産などの悪影響あり)
つまり、妊娠中はストレスを赤ちゃんに与えないように、与えないように、ストレスから遠ざかろうとする傾向にあるけど、むしろ日常的なストレスを受けてることが、脳の発達が優れて、ストレスにめげずに困難に立ち向かう子供を育てていくって事が分かります。
ようするに、妊娠中に
あえて日常的なストレスを受けることで、
・子供の脳発達する
・子供のストレス耐性がUPする
・勇敢になって、チャレンジをいとわない子に育ちやすいってことです。
ストレスを避けるのは、むしろ逆効果かもしれませんね。
まとめ
ストレスには良い面と悪い面が両方あります。
多すぎても不幸になるし
少なすぎても不幸になるって感じです。
結果、ストレスは生きていくうえで消えるわけはないので、『ストレスは害である』といった偏見を捨てて、良い面を理解してストレスを自分の人生を豊かにするために利用することが最善の方法だと思います。
世の中の常識は、合ってるようで、間違ってたりもするし、今の常識は、10年後には間違ってた事が証明されるかもしれません。思考停止しないように、つねに勉強をしていくべきですね。
ということで、今日は以上になります。
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今日の参考図書
ケリー・マクゴニガルさんの
『ストレスを力に変える教科書』
ダイゴさんの
『ストレスを操るメンタル強化術』
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